相続手続と弁護士の役割~その②~

南越谷法律事務所の弁護士小池智康です。

 

地元越谷市に加え、草加市、春日部市、川口市、足立区などの地域に密着して

情報提供をすることを目的とするこのコラムですが、今回は、前回に引き続き

相続手続と弁護士の役割について考えてみたいと思います。

 

前回のコラムでは、相続コンサルタントに求められる能力とはどのようなもの

かという点について言及しました。

 

勿論、相続コンサルタントという国家資格はありませんので、法律などにより明

確に要求される能力が定義されているという訳ではありません。

 

ここでは、相続コンサルタントの役割を

 

「具体的な相続案件の問題点を整理し、相談すべき専門家を選択する等相続手

続全体をマネージメントする」

 

と定義した上で、必要とされる能力について検討してみたいと思います。

 

 

相続コンサルタントに必要とされる能力その①

 

【相続手続全体についての幅広い知識・経験】

 

相続コンサルタントは、相続案件の問題点を把握することが求められていることから

すれば、この能力は欠かせません。

他方、問題点の解決までは求められていないことから、相続で発生する問題点に関

する高度な知識経験は必須ではないと思います。

 

 

相続コンサルタントに必要とされる能力その②

 

【各専門家とのネットワーク】

相続コンサルタントに必要とされる能力その①で述べたように、相続コンサルタ

ントは、問題の解決までは要求されておらず、ここの問題の解決はその問題の専

門家(相続争いであれば弁護士、登記であれば司法書士、相続税は税理士など)

に委ねることになります。

そのため、各専門家とのネットワークは重要です。

 

 

相続コンサルタントに必要とされる能力その③

 

【コミュニケーション能力】

相続では、数多くの手続を処理することが必要になりますので、お客さまから

必要な情報を聴取すると同時に、適切に情報をお伝えしなければなりません。

そのためコミュニケーション能力は大切です(もっとも、これは相続コンサル

タントに限ったことではないかもしれませんが・・)。

 

 

相続コンサルタントに必要とされる能力その④

 

【ホスピタリティー】

相続の相談に訪れるお客さまは、家族が亡くなるという事態に直面して精神的に

疲弊した状態で、その後、葬儀・初七日・四十九日などを執り行っています。

これらに加えて、不慣れな相続の手続を行うため、相談に訪れます。

相続コンサルタントには、このようなお客さまの状況を考慮し、少しでも相続手

続の負担が軽減されるように業務を進めるというホスピタリティーが必要だと思います。

 

 

次回は、相続コンサルタントに要求されるこれらの能力と弁護士の役割の関係につ

いて考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士 小池智康

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